問題のある風景

 文化財の保護修復に関しては、中国らしい問題も多く見受けられます。急激な経済発展と観光立国を目指すところに矛盾が出ることがあります。

 画像上段:楽山大仏は世界遺産にも登録され、周辺の環境は大きく変わりましたが、楽山大仏の頭の補修が、コンクリートでなされるなど文化財の保存・補修の観点では問題は大きいと思います。

 

 

 

 

 

 画像中段:炳霊寺大像は、もう十年近く工事中のままです。工事中といっても、無人のままです。スケジュールは、担当の人に聞いてもよくわかりません。2017年時点でも工事は終わっていない様です。

 169窟の見学には、300元必要ですが、希望者の私1人に担当2名が付きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

画像下段:青海省青海湖の風景です。周辺は、とってもきれいな自然風景ですが、なぜか、無粋な軍の設備が作られています。看板には、中国魚雷発射実験基地とあります。青海湖が、内陸にありながら、世界有数の塩湖であり、魚雷の実験に適していると考えた人がいるのでしょうか。