東光院(川崎市)
東光院(川崎市麻生区岡上)は、真義真言宗に属していましたが、現在は、単立寺院となっています。当院には、兜跋(とばつ)毘沙門天が安置されていますが、現在のところ、公開されていません。また、現在のところ、特に公開の予定はありません。
兜跋毘沙門天は、本HPのメインテーマです。
➡兜跋毘沙門天については、こちらを参照ください。
<画像の説明>東光院入口の石碑
当院の兜跋毘沙門天は、一木造、像高96.6㎝、彫眼、宝冠を被らず髻を現します。右手に戟を持ち、左手で宝塔を捧げます。また、唐風の甲冑を着け、腰には、獅噛らしきものが確認できます。地天に載りますが、左右の二鬼はありません。当寺に設置された説明パネルの画像からは、地天の側面が垂直に切れており、かつては、両側に二鬼が配置されていたことが想像されます。
像は、平安時代のものと考えられ、市の重要歴史記念物に指定されています。
<画像の説明>東光院山門