秀逸なオブジェ

 

 画像上段:クチャキジル石窟の鳩摩羅什の銅像です。鳩摩羅什は、4世紀亀茲国(今のクチャ)の王族です。多くの経典を漢訳し、以降の中国の仏教界に多大な影響をもたらしました。

 ➡鳩摩羅什とキジル石窟

 

 

 

 

 

 画像中上段:敦煌の町中にある反弾琵琶です。反弾琵琶は、図の通り背中に琵琶を抱えて引く技術ですが、本当にこの格好で琵琶を弾けるかは、私にはわかりません。敦煌の壁画中172窟がモデルになっているらしいです。因みに172窟は、普通窟で基本的にみられます。

 ➡反弾琵琶と中央のロータリー

画像中下段:甘粛省武威において、1969年に出土した霊台漢墓出土の銅奔馬がモデルになっています。霊台漢墓は、現在、国家A4級に指定されています。馬の躍動感が表れて素晴らしい景色と思います。武威の象徴です。トップのイメージ画面のオリジナル写真です。

 

 

画像下段:峨眉山金頂華蔵寺普賢殿(銅殿)上の普賢菩薩像です。普賢菩薩が象に乗っているのは、普通ですが、4頭の像に乗っているのは豪快です。海抜3077mの場所だそうです。

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