鞍馬寺と由岐神社(京都市)

 

 叡山電鉄鞍馬駅をでて、左に折れると直ぐに鞍馬寺仁王門が見えます。仁王門では、愛山費という名の入場料を支払います。ケーブルカーもありますが、由岐神社に行くには徒歩で山道を登る必要があります。

<画像の説明>鞍馬寺仁王門

 

 由岐神社の神前の説明書きによると、天変地異が続く都を鎮めるため940年に祀られたとのことです。重要文化財の拝殿は、1607年豊臣秀頼によって再建されました。中央に石段をとって、二室に分けた割拝殿(わりはいでん)をもつ桃山建築です。前方は、舞台造り(懸造り)となっています。由岐神社は、鞍馬の火祭の舞台としても有名です。由岐神社から鞍馬寺本殿までは、清少納言の枕草子に「近こうて遠きもの」と書かれた九十九折り(つづらおり)が大変な山道です。

 

<画像の説明>

<画像の説明>画像1:由岐神社割拝殿 画像2:由岐神社正面 舞台造り(懸造り)が見える。

 鞍馬寺の詳細は、こちらです。

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 ➡幸福神としての毘沙門天について

2017年05月02日